■テーマ「ひろがるインテリア」

　限られた大きさのインテリア空間が、どのように「ひろがる」かを考えてください。空間的なひろがりだけでなく、時間的な「ひろがり」や人間的な「ひろがり」について考えてみましょう。
　ある用途のために設計された空間が、その役目を終え、全く異なる用途として使い続けられることは、時間的な「ひろがり」を得たといってもいいでしょう。空間を長期間、繰り返し使えること、さまざまな使われ方にすぐに対応できることも、「ひろがるインテリア」空間の一例でしょう。
　また空間を利用する人間の立場からみた「ひろがり」はどうでしょう？老若男女やハンディキャップの有無などを問わず、誰もが自由に使える空間。あらゆる人々が限られた空間をさまざまな形で利用し、共有することによって、空間に多くの出会いが生まれていくかもしれません。
　「ひろがる」と「インテリア空間」を何らかの形で結びつける提案であれば、その形式や手法は特に問いません。

■課題

　キーワードを参考に、「空間規定／模型制作規定」に示す約６m角の空間内に「ひろがるインテリア」を考えてください。

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